真夜中の影絵だより★2005〜2012 -6ページ目

影絵的・日常「ホームページの更新作業~」

真夜中の影絵だより ★・・・-龍

 

新年あけましておめでとうございます。昨年はかつてないほどの忙しい年で、しかも地震もあり、よく年を越せたな、という思いです。お世話になった皆さまへ心より感謝申し上げます。

 

年内に、大掃除、ベランダの鉢の植え替え等、やっておきたいことがたくさんあり、最後にホームページの更新が残りました。プロフィール 1年分と「影絵いろいろ」 の更新は、たいした活動をしている訳でもないのに毎年かなりの力作業で、今回も元日1日かけて終わらせました。これは人様にお見せするというより、自分用のメモとして残しています。ここ10年、スケジュール帳すら持ち歩いていないので、貴重な経験も、苦労して作った作品も、しばらく経つといつの何やらわからなくなってしまうもので・・。それなので、この更新作業は一年を振り返るいい機会にもなっています。

 

半年分ためていたワークショップ の作品もアップしました。(参加者の皆さん、遅くなってすいません。)また、ヒロシマ小さな祈りの影絵展の寄せ書き も増えました。ぜひこの2つは、お時間ある時にご覧いただけれると嬉しいです。

影絵的・日常「東北の被災地」

真夜中の影絵だより ★・・・-石巻

 
津波で被災した石巻の風景です。夕暮れの空の下、ぽつんぽつんと全壊をまのがれた建物が見えます。それはまだ建って間もないのではないかと思われる洋風の一戸建てだったりして、思わずマイホームに暮らす若い家族の姿が目に浮かんできます。暖かい暮らしを一瞬で奪われたこの町の人たちの気持ちを思うと心が痛むばかりです。この風景を高台から眺めながら、被災者の方々の辛い話をいくつも聞きました。私にとっても忘れなれない光景となりました。現地のNPO地球の楽好 の方に2日間案内してもらい、保育園や避難所で影絵紙芝居を行いました。今後どういう形で関わっていくべきか、深く考えさせられる旅でした。
 

真夜中の影絵だより ★・・・-双葉町
 
こちらは福島から埼玉に町ごと避難してきた双葉町の方々の暮らす施設です。仙台に行く日の午前中に立ち寄って来ました。デイケアに集まった高齢者の方々が、私たちが来るのを楽しみにしてくださっていて、同行したミュージックドロップの人たちの演奏とともに、影絵紙芝居と簡単な影絵作りを行いました。

真夜中の影絵だより ★・・・-双葉町

 
これは双葉町の人たちの共作です。たくさん作り過ぎて枠に収まらなかった分は、後日新しい枠を送ることにしました。みなさん、ご自分たちで作った影絵を満足気に眺めながら、クリスマスの歌など合唱しました。

 

避難所は、どこも寒さが厳しく、生活はとても過酷なようです。部屋に引きこもりがちの人も多いと聞きました。音楽や絵といったものを受け入れる気持ちの余裕がない人も、まだまだたくさんいるに違いありません。一方で、遠くから人が来ることをとても喜んでくれる人たちもいます。一人でも多くの人たちに被災地の現状を知って欲しいと現地の方々は言っています。

影絵的・日常「クリスマス動画♪」



もうすぐクリスマスです。個人的には、だからなんなんだ、という日々を過ごしております。そんな中、こたべ早苗さん(ことば)とCifaさん(歌)とのコラボで、Youtubeにクリスマス動画がアップされました。被災地の人たちへの想いも込められています。私は画像を提供しただけですが、素敵な歌なのでぜひご覧ください。22,23日と仙台へ行ってきます。よいクリスマスを♪

 

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影絵的・つぶやき「もう12月」

真夜中の影絵だより ★・・・-幸福の王子

 

あっという間に12月になってしまいました。毎日あわただしく過ぎていきます。常連さんを中心とするカレンダーのご注文をたくさんいただいていますが、まだ発送に至っていません。すいません!今しばらくお待ちを!!取り急ぎ、発売開始前に予約をいただいた方々にお送りしたところ、被災地用のカレンダー代へ、野鳥の募金代へ、と多めに送金くださる方もいらっしゃって、とても感謝しています。日々のささやかなボランティア活動も、こうした方々の支援の賜物であることをあらためて実感しています。

 

今朝は3時起き。これから早朝の新幹線で名古屋ボストン美術館のワークショップへ。思えば今年はワークショップの多い年でもありました~。
 

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影絵的・お知らせ「影絵プラネット2012販売開始!」

真夜中の影絵だより ★・・・-カレンダー2011

 

3月11日の地震以降、すっかりカレンダーを作る気分ではなくなった私ですが、いつもまとめ買いしてくださっている会社から「こんな年だからこそ、いつも通りのカレンダーを配りたい」と懇願され、しばらくうなだれておりました。でも、被災地にも配れるようなカレンダーをと思いなおし、けっきょく8年目となる今年もなんとか作ったのでした。見る人が少しでも心穏やかな気持になれるよう、どこか懐かしい絵にできればと苦心しましたが、結果、とても私的でこじんまりとしたものに。でも個人的には今までの中で一番気にいっています。タイトルは「こども時間」。今年も、皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いします♪

 

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影絵的・日常「野鳥保護の実習」

 
昨年、キジバトのヒナを拾ったこと がきっかけで、この夏から野鳥保護のための講習と実習を、仕事の合間に少しずつ受けていて、それが先日無事終了しました。後は小論文の提出をすれば、神奈川県のリハビリテーターという資格が取れるのですが、まあ、この資格はあくまでもきっかけに過ぎず、この後、どう野鳥保護のボランティアに参加し続けていくかが大きな課題となります。
 

 真夜中の影絵だより ★・・・-洗浄実習

 

最終日はたまたま時間があったため、特別に水鳥の洗浄実習を行わせてもらいました。重油の流出で油まみれになってしまった鳥たちを救うためのもです。モデルになっていただいたのは、施設で飼われているアイガモたち。なんだか嬉しそうにも見えますが、嫌がって鳴いています。41度ほどのお湯に水鳥専用のJOY(洗剤)を混ぜ、本来なら1羽を3人で、50分ほどかけて洗浄していくそうです。手と歯ブラシで、1枚1枚の羽根を丁寧に洗ってゆきます。洗浄実習の他は、ひたすら掃除と餌やりの繰り返しでした。ツバメのヒナを手にのせて虫を食べさせたり、メジロをつかんで別のかごに移したりと、貴重な経験をたくさんしました。カラスのカコは私の頭にフンを落としてきました。

 

今年は震災の影響か、いつもより受講生が少なかったそうです。東北救済のために人々の意識がそちらへ集中するのは当然のことですが、一方で、長年細々と活動を続けている様々なボランティア活動が、なくなってもいいという訳ではありません。たまたま縁あって参加した活動を、その場の自己満足で終わらせないようにしたいな、と思っています。(上の絵は、来年のカレンダーより)

 

追伸:もう少ししたら、カレンダーの申し込みを開始させていただきます。ご協力よろしくお願いします♪

影絵的・日常「その後の影絵紙芝居」

もう2年以上前の話ですが、ドラマの劇中用に「幸福の王子」の影絵紙芝居 を作りました。撮影が終了し、とうに役目を終えたはずのものでしたが、その後、ドラマを見た人からの問い合わせが複数あり、その影絵紙芝居は有志の方々の手によって、全国を巡回しています。
 
真夜中の影絵だより ★・・・-影絵紙芝居

 

世の中には子どもたちのため、お年寄りのため、と日々活動されている方々がたくさんいらっしゃり、その熱心さには頭が下がります。10月は、札幌在住の安達さんの手により、なんと上演回数25回、のべ578名の方々が見てくださったそうです。いよいよ貸し出しの管理ができなくなったため、HP上に即席で作ったスケジュール表 が、先月は真っ赤っかでした。
 

真夜中の影絵だより ★・・・-影絵紙芝居

 
影絵そのものはとても小さく、話も短いのですが、そこで生まれる交流がとてもいいようです。みなさんそれぞれ得意な楽器などの演奏を交え、暖かい空間を作りだしていらっしゃいます。安達さんは元教師で、アコーディオンを演奏されていました。
 

真夜中の影絵だより ★・・・-影絵紙芝居

 

小学校や児童館の他、老人ホームなども回られたそうです。北海道の皆さんがとても喜んでくれたのは、ひとえに安達さんの熱意の賜物でしょう。

 

影絵紙芝居は、最近では東北の被災者の方々に向けても上演されています。私個人としては、私の作る影絵など見てもありがた迷惑なだけではないか?という思いが未だぬぐえないところはあるのですが、これだけ熱心に楽しみながら活用してくださる方々がいるのであれば、ささやかなコミュニケーションツールとしてこれからも作り続けたいな、と思っています。という訳で、只今3作目を制作中~。

影絵的・日常「すっかり秋」

真夜中の影絵だより ★・・・-公園
   
体に4つほどあざができています。先週は2歳の甥っ子の面倒を見に、4日間ほど実家に行っていました。訳あって夕方の満員電車に抱っこして乗せたら、「グリーン車はお金がないから乗れないね」と、オウムのように繰り返し叫ぶので、かなりの冷や汗ものでした。すっかり秋らしくなり、職場の帰りのウォーキングを再開しました。毎年、カレンダーの制作で2キロ痩せ、その後友人たちへの納品で3キロ太る、というようなことを繰り返しているので、今年は気を引き締めたいと思っています。すでに食事の約束は、かなりたくさん入っていますが・・・。
そういえばかれこれ10日以上、風邪で微熱下がらず。鼻水出てるよ、と何度も指摘を受けながら過ごしております。流行っているようなのでお気をつけください。(画像は来年のカレンダーより)

影絵的・つぶやき「時計のつもりが鹿の頭」

真夜中の影絵だより ★・・・-シンデレラ

 

20年ほど前に購入した鳥柄の時計が10年ほど前に調子悪くなり、購入した伊東屋に4回ほど修理に出し、最後に戻ってきた時は「これ以上直せません」と宣告を受け、それ以降ずっと壊れかけたまま使用しています。気まぐれに動いたり止まったりして、最近では平気で2時間ほど遅れるので、客人たちがそれを見て毎回慌てます。なのでそろそろ買い替えようかと、壁掛け時計を置いていそうな雑貨屋さんを見かけては、ふらっと立ち寄ってみるのですが、そこでつい時計以外のものを買ってしまい、気づけばわが家はかなりのごちゃつき具合です。
 

真夜中の影絵だより ★・・・-鹿

 

先日二子玉川のライズで買ってしまったのは、鹿の頭。鳥や植物が描かれていてとてもきれいです。厚紙を抜いて、自分で組み立てました。(皆さんもクリスマスのプレゼントなどにいかがでしょう。)そんな訳で、いつまでたっても時計は狂ったままなのであります。

素晴らしいダンボールと怖いお土産

真夜中の影絵だより ★・・・-ダンボール
 
これはダンボールで作られた影絵紙芝居ボックスとワークショップ用の枠です。いずれも広島の板野紙工さん が試作品として作ってくださいました。ダンボールというと見栄えのしないイメージがありますが、色は黒で小口も目立たずなかなかいい感じです。ふだんは木材を使用していますが、作るのが大変なのと重いのとで何かいい解決策はないものかと思っていたのでした。影絵紙芝居は近々被災地へも行く予定。うまくこの軽量ボックスが活用されればと思います。ワークショップ用の枠のほうは、年内あと数回開催予定のワークショップで使用が決まっています。(HP上にスケジュール をアップ)
 
真夜中の影絵だより ★・・・-怖いお土産
 
こちらは、この春エベレスト登頂に成功した登山家のお土産。描かれているのはブッタの目だそうです。わざわざ届けてくれたのはうれしいのですが、風もないのにクルクル回りこちらを睨みつけくるのでとても怖いです。しかも巨大!!でもオレンジ色だしハロウィンまでこうしておくか・・・。