影絵的・日常「カレンダーなんとか入稿」
カレンダーの色校チェックも終わり、今日の朝、出勤前に印刷屋さんに立ち寄れば、カレンダーの制作なんとか終了。今年は子どもをテーマにしたレトロカレンダーです。といっても、自分にしかわからないかなり私的な世界となってしまいました~。
カレンダーを仕上げたらやろうと思っていたこと“その1”に、玄関の整理があります。あふれんばかりとなっていたフィルターを半分に減らし、古くなった小さなキャビネットを職場に運び、新たに通販で買った本棚とキャビネットを友人が終電に間に合わなくなるほど苦労しながら組み立てました。靴が入っていそうな所に本が入っています。いずれにしても太った人は通れません。
影絵的・日常「高山ケンタ氏の絵2点」
9月後半のこの2週間が危機的状況になることは、1年以上前からわかってはいたのですが、予想通り大変な状況となっております。思い返せば昨年のカレンダー制作の後も、ずーっとやらねばならぬ宿題が続いていて、少しずつ遅れた分のしわ寄せがすべて今年のカレンダー追い込みに影響してるのでした。そんな中でも、なぜか我が家は来客が絶えません。数日間のうちに2回もやってきたのは、昨年一緒に2人展をやったイラストレーターの高山ケンタ氏 。気の毒なことに入稿間際のパソコンが寿命を迎え、うちのパソコンで原稿を作り直していたのでした。お礼にともらったのが自作の小さな絵2点。へその緒を入れる桐箱の中に描かれた油絵です。将来私は、こう公言する日が来ると信じています。「これはまだ高山画伯が貧しかった頃、パソコンを借りたお礼にと置いていかれた絵です。残念ながら売る気はございませんの。おほほ」
影絵的・日常「野鳥保護の講習会」
この土日、野鳥保護の講習会に行って来ました。年内にあと3日間、施設での実習を行うと野生動物リハビリテーターの資格(神奈川県限定)がとれるのだそうです。ペットと野生動物とでは大きく捉え方が違い、かわいいから、かわいそうだから助ける、ではなく、あくまでも生態系の維持や人間との共生、環境保全を前提にした活動であることがよくわかりました。現役の獣医さんたちの貴重な話をたくさん聞き、とても勉強になりました。なぜこの講習会に行ったかというと、昨年の今頃、コンビニに行く途中、キジバト を拾ってしまい少しの間育てたからです。(私の住む神奈川は、なぜか野鳥保護数が2位の北海道を大幅に上回る全国だんとつ1位だそうです。)
そんな訳でますますカレンダーの制作が危機的状況になってしまいましたが、今日帰ってまずやるべきことは、影絵紙芝居 のメンテナンス。幸福の王子の1場面に色を足しました。ちなみにこのお話の主人公でもあるツバメは、スズメ目・ツバメ科の夏鳥で、ヒナで拾っても育つ確率は1~2割、餌は昆虫以外なかなか食べてくれないそうです。放鳥は渡りの1ヶ月前までに行うのが理想、と習いました。
影絵的・日常「ゴルゴ」
かつて私の部屋にも何度か泊りにきたことのあるゴルゴ(プードル・メス・12歳・飼い主は妹)が亡くなりました。数年前から持病があり、余命宣告もとうに過ぎていたので、ずいぶんがんばったと思います。影絵バー ができた7年前から、ずっと店長をやっていました。かわいがってくれた皆さま、どうもありがとうございます。店長なき後もお店は営業していますので、引き続きよろしくお願いします。こういう日が必ずくると思うと、私は生きものを飼う勇気がありません。黙祷。
影絵的・つぶやき「原子力発電所のPR映画」
9月に入り、自宅作業も終了してしまいました。昨日は朝から記録映画の仕事で東大へ。先生たちと一緒に、過去に作られた原子力発電所のPR映画を8本ほど試写しました。(10月末に原発をテーマにした記録映画のワークショップを開催予定。)今見るとどれもプロパガンダです。ある映画の中では、関係者が、原発が崩壊する確立は50億分の1で、いん石が落下するのと同じくらい、という説明をしていました。耐震性の解説はあっても、“津波”という言葉はどこにも出てきません。私が以前勤めていた会社でも、電力会社のPR映画は作られていました。もっともっと疑問を抱くべきだったなぁとあらためて思います。先日、福島産の立派な桃が68円で売られているのをみて心が痛みました。この取り返しのつかない事態は、原発を作り始めた時点からすでに始まっていたことに、映画を通して気づかされます。いつか地球が滅びる日がくるとしたら、その原因はきっと人間だろうな。今となってはそんな風に思えるPR映画でした。
影絵的・つぶやき&お知らせ「影絵紙芝居」
暑い日が続いています。家でじっと作業をしているだけでも、ぼーっとしてきます。そんな中、影絵紙芝居はあちらこちらへと移動しています。先日は、福島の被災者の方々が暮らす埼玉の避難所でも上演され、とても喜んでいただけたそうです。ダルシマー(Youtubeの視聴はこちらから♪) というきれいな音色の弦楽器の演奏と合わせてくださったとか。暑い中、ボランティアで影絵を活用してくださっている皆さんにも本当に感謝です。
★埼玉の上演の様子がセインさんのブログ に掲載されています。
21日は、横浜の洋館エリスマン邸の音楽イベントの中でも、また影絵紙芝居が行われます。親子連れの方、ぜひどうぞ♪
★ミュージックドロップ「お話と影絵と人形劇」
日時:8月21日(日)13:30~
会場:エリスマン邸
横浜市中区元町1-77-4
参加費:親子で1000円 定員:親子25組
お申込み:エリスマン邸へ TEL:045-211-1101
ヒロシマ2011「影絵展・無事終了」
今年も小さな祈りの影絵展は無事終了しました。思えば、影絵の上にはいつもお月様が。この光景も一応、今年で最後となります。
7回目のテーマは「ある少女の思い出」。影絵作りに参加してくれた3校の高校生たちが、影絵を前に朗読を行いました。
今回の影絵展は7年間の集大成になったように思います。最初、個人で持ち込んだ影絵が、地元の人に受け入れてもらえ、徐々に参加者が増え、やがて市民中心の展示となりました。数年間続けて参加してくれている子どもたちは、すっかり身長も伸び影絵の技術もアップしました。最初の年に参加した高校生は、大学生、社会人になって、懐かしそうにこの場所を訪ねて来てくれます。お話を聞かせてくれた被爆者の方々ともすっかり仲良しになり、ここが再会の場ともなりました。今年の個人的感想は、HPのいつもの寄せ書き
に記載しました(順次更新予定)。その他、画像もアップしています。お時間ありましたら、ぜひご覧ください。
★ヒロシマ小さな祈りの影絵展2011の詳しい内容は、こちらからどうぞ♪
ヒロシマ2011「8月5・6日の広島」
さて、本日広島へ出発します。うかつにも一昨年に続き、風邪をこじらせました。薬を買い込みがぶ飲みしています。みんなにうつしてはまずいので、なんとかこのまま抑え込みたいと思います。
<広島でのインフォメーションです>
日時:8月5・6日 夕刻~21時半頃まで
場所:広島市内元安橋袂(平和公園入口・遊覧船乗り場手前)
★「Love&Peace Lounge」 *8月6日13時~のトーク会に浜崎・参加。
広島大学の学生が8月4日から9日に開くイベントで、66年前に広島で起こったこと、それから今日までの復興の歩みを、今、みんなで考え、共有したいという思いを発信する場です。
会場:ギャラリーてんぐスクエア(広島市中区大手町1-5-12) ★地図
松井佳子(影絵・東京チーム)出演!
日時8月 5日 (金), 15:30 ~ 16:00
場所原爆ドーム・元安川対岸親水テラス(平和公園横)
15:40から3曲演奏します。
広島の展示が終わった翌日7日は、尾道市立美術館にて子ども向け影絵ワークショップ
もあります。ご興味あるお子さんがいらっしゃいましたらぜひご参加ください。
それでは行ってまいります。