真夜中の影絵だより★2005〜2012 -51ページ目

影絵制作日記「柳の木」

050716

 

かつて柳は広島のシンボルだったそうです。(なので電車の窓外に柳の木を入れてみました。)正岡子規も「広島は柳の多きところかな」という句をよんだほどだったそうです。と、雑学的なことはさておき、いよいよ本当に時間がなくなってきました。会場も急遽1ヶ所増え、本当に大丈夫かな?と思い始めています。でもこの土日は雑誌のファッションページの影絵を作りますのでヒロシマはしばしお休みです。こちらも締め切り間近で大丈夫かな?という感じです。

 

★ヒロシマ「小さな祈りの影絵展」のお知らせ

影絵制作日記「梅雨明け」

050712

 

勝手ながら、我が家は梅雨明け~。


週末、私の“蔭のプロデューサー&マネージャー”のへやさんが広島に行って来てくれました。地元の方々のお力添えもあり、なんと元安橋たもとでも展示ができることになりました。こちらは、5日6日の2日間です。

 

詳細をホームページにUPしました。地図も掲載しましたのでご覧ください。


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影絵制作日記「ひまわり」

050710

川の流れる風景はいいなぁと思います。今回広島の展示が終わったら、原画はそのまま地元の幼稚園にもらってもらうことにしているため、夏休みの絵日記風の影絵を作ってみることにしました。でもどことなく寂しいのでもう少し手を加えねばなりません。(時間があれば・・・。)いよいよ余裕がなくなってきました。

 

ひまわりは、私の一番好きな花です。


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影絵制作日記「おともんぶね」

050707

 

管弦祭の夜、京橋川と本川にやって来る御供船(おともんぶね)は、幻想的でとても美しかったといいます。今でも旧暦の6月17日、夜厳島明神にて数隻の漁船が提灯をともしながら明神様にお参りして湾内を一巡する光景を見ることができるそうです。ぜひ行ってみたいものです。御供船の資料をお送りくださった広島のかっぺ様どうもありがとうございました。

 

只今両手の指が腱鞘炎です。影絵のやり過ぎではなくツボの押し過ぎです。職場でも自宅でも目を酷使しているため、仕事中や通勤途中の電車の中で首の後ろをぎゅーぎゅー押し続けていたのです。


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影絵制作日記「路面電車」

050703

 

今も昔も路面電車は懐かしい感じがします。原爆が投下されて2ヵ月後、早くも路面電車は広島市内を走り始めていました。瓦礫の中を走るその姿はきっと家や家族を失った人たちを勇気づけたに違いありません。草木も生えないと言われた焼け野原から立ち上がり町を復興させた人々がいたことを、忘れないようにしたいと思います。

 

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影絵制作日記「産業奨励館」

050626

 

産業奨励館をご存知でしょうか。被爆前の原爆ドームです。モダンな建物で当時の文化人も出入りしていたと聞きます。中庭には噴水があり、そこで撮られた記念写真を昨年広島に行った際地元の方に見せていただきました。その中に作家の大田洋子さんが洒落た着物を着て写っていました。とても魅力的でさぞかし男性にもてただろうなぁ、などと思いました。後に被爆され苦しみながら小説を書き続けたことを思うと心が痛みます。

 

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影絵制作日記「物干し台」

050625


“原爆”というと、紙飛行機を思い出します。子どもの頃小学校の体育館で見た「ピカドン」というアニメ映画で男の子が紙飛行機を飛ばしていたからです。確か飛ばした瞬間に原爆が落ちるという、小学生の私たちには大変衝撃的な話でした。思えばあの映画で初めて原爆を知ったかもしれません。

 

戦前の広島には屋根の上についた物干し台がよく見かけられたそうで、私はそこから紙飛行機を飛ばしてみたいと思いました。もちろん原爆が落ちるずっと前、まだ平和な広島です。しかし・・・。この物干し台、いったいどうやって降りればいいんだ?と作り終えてから疑問がわき、いろんな方々に問い合わせをしました。それではしごを使ったということがわかりました。中国放送の平尾さんからFAXしてもらったイラストを見ると、2階の窓を出てすぐのところにあるものもあれば、もっと高い位置にあり庭から上り下りするタイプのものもあったようです。なるほどー、などと感心している間にもまたまた時間だけが過ぎていきました。


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影絵制作日記「渋谷でランチ」

050619

またまた街並みの影絵ですいません。ベランダのあじさいがきれいだったものですから。そして今日完成予定だった新作がまたしてもできあがっていないものですから・・・。土曜日は部谷さんと渋谷の文化村でランチをしながらヒロシマの展示の打ち合わせ。そもそもこの企画は、広島出身の映画美術デザイナー部谷京子さんあっての話なのです。部谷さんにもらった夏物ブラウスを着てアイスを食べながら新作の制作開始。そしたらすぐに夕食のお誘いの電話が・・・・。もう来週末からは誰とも会わずに部屋にこもります!

 

映画の照明をやっていたあっちゃんが、照明用のカラーフィルターをどさーっと送ってくれました。フィルターは高価なのでとても助かります。あっちゃんは現在島根で子育て中ですが、ヒロシマ当日は照明を手伝ってくれることになっています。ありがとうねー。


8月6日の「小さな祈りの影絵展」のお知らせをホームページにUPしました。

http://kageepla.net

影絵制作日記「小さな祈りの影絵展」

090616

 

梅雨空の中、広島の街並みも徐々にできあがってまいりました。後は背景に空色のフィルターをかければ完成です。それにしても8月6日わざわざ広島に行くことにしてくれた友人の皆さん、本当にありがとう!あちらで会えるのを楽しみにしています。影絵がしょぼくても許してネ。

また、本日高価なライトボックスをプレゼントしてくれた松本さん、どうもありがとうございました。明日からはりきって使わせていただきます。たくさんの人への感謝と祈りの気持ちを込めて今週末もがんばります。


今回の広島での展示は、「小さな祈りの影絵展」というタイトルにいたしました。

 

また、本日妹が一人でやっている銀座の影絵バー・ロイジービブ が一周年となりました。これは本当に奇跡的なことです。足を運んでいただいたお客様どうもありがとうございます。2年目もどうぞよろしくお願いいたします。

影絵制作日記「戦前の街並み」

050612

 

川崎市の片隅にある小さなマンションの一室に、突如古い広島の風景がよみがえっております。

写真を参考に作っているのですが、なんだかタイムスリップした気分になってしまいました。

本日完成予定でしたが、まだ半分ほどしかできあがっていません・・・・。週末ほとんど寝ていないのですが・・・。陣中見舞い(?)にお立ち寄りくださったカメラマンの後藤さん、撮影のご指導ありがとうございました。

寝起きみたいな格好ですいませんでした。
 

前回の日記にこの影絵の展示に関する情報を追記いたしました。

詳しくはまた後日、私のHPに掲載する予定です。