影絵的・日常「広島の朝日コーヒー」
広島に来ると必ず立ち寄る朝日コーヒーです。戦後、広島に憩いの場を、と始められた喫茶店。オーナーの土井さんは、今も凛とした和服姿でお店に立たれています。わかりづらいと思いますが、画像上のほうに四角く光っているのは、最初の小さな祈りの影絵展(2005年)で作った影絵です。ここに来る度、土井さんとおしゃべりをし、また、被爆者の方々と待ち合わせして長~いお茶をしています。時には、一人静かにコーヒーを飲み、あの影絵を作った頃のことを思い出したりもします。今日も仲良しの石井みちこさん(幼い頃、被爆で大やけどを負う経験を持つ)と、たっぷり3時間半、ここで楽しいひと時を過ごしました。東京にもこんな行きつけの喫茶店があったらいいのにな。