影絵的・日常「野生動物ボランティアセンター」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

影絵的・日常「野生動物ボランティアセンター」

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川崎市内にある野生動物ボランティアセンターです。交通量の多い交差点の角にあります。以前ここにキジバトを保護してもらったことが縁で、月に1度ほど掃除の手伝いに来ています。先日は入口に梅と河津桜が咲いていて、そこだけぽっと明るくとてもきれいでした。施設内の鳥たちも春の気配を感じているのか、元気に鳴いていました。
 
福島の被災地から引き取られた犬猫たちもずいぶん少なくなっていました。残っている犬猫の中には、病気や噛み癖のある子もいて、譲ることが困難な場合もあるそうです。本来ならば、癌を発症した老犬などは、もう手術などせずに最後まで静かにみとってあげるのが一番なのだけれど、飼い主は愛情も責任感も強いから、どうしても高額な費用を払ってでも助けようとするでしょ、だから気の毒で渡せないんだよね。獣医先生はそんな風に言ってました。噛み癖については、ストレスの場合も多く、今後のしつけで改善されることもあるので、その後よき飼い主を見つけてあげたいとのことです。