影絵的・お知らせ「野鳥募金のご報告と御礼~」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

影絵的・お知らせ「野鳥募金のご報告と御礼~」

真夜中の影絵だより ★・・・-野鳥募金

先日、川崎市内にある野生動物ボランティアセンターに行ってきました。地球はともだちよりWRV(野生動物救護獣医師会)宛の募金を手渡してきました。昨年チャリティーカレンダー・ポスター展会場に置かせてもらった募金箱に集まった15,320円に、その後、影絵プラネットカレンダー販売時と妹の影絵バーにて募った募金、その他友人たちから無理やり奪った小銭を足し、総額は35,354円となりました。ご協力くださった皆さまに心より感謝いたします。(皆川先生が手にしているのは募金の入った袋)

私はキジバトを拾ったことが縁で、昨年野生動物のリハビリテーターというボランティア資格を取りましたので、今後も時間がある時には、ここへ掃除しに来ようと思っています。この日も三角巾にマスク姿で、毛まみれ羽まみれ糞まみれの1日を過ごしました。


真夜中の影絵だより ★・・・-福島の犬

最近この施設には、福島から被災してきた犬猫30匹が保護されています。ほとんどが雑種で、犬は外で飼われていたと思われる中型犬が多いです。私たちが掃除に入ると、みんな一斉に悲痛な声で鳴き出すので、あぁ遠い地に連れてこられさぞかし悲しいのだろうなぁと、心が痛みました。が、外に出してやるとうれしそうにシッポを振り、気持よさそうにおしっこや糞もし、またおりに戻し餌をやった後は、みんな満足そうに丸くなって寝ていたので、なんださっきはトイレとご飯が欲しくて鳴いていたのね、とちょっと安心しました。そのうちの1匹が、ちょうど里親に引き取られていくところにも立ち会いました(写真の柴犬)。現在里親が見つかった犬猫は5匹ほど。中には噛み癖のある子もいますが、みんなよくなついていて、被災前にとてもかわいがられていたことが窺えます。責任を持って育ててくださる方、ぜひご連絡ください。(ペットショップを覗く気分での見学はお断りとのことです)

真夜中の影絵だより ★・・・-鳩

保護された野鳥たちも健在です。犬猫たちがきて隅に追いやられてはいますが、地道に治療や放鳥が続けられています。春になるとヒナたちの保護が増えるので、それまでに犬猫の里親がたくさん見つかってくれるといいなぁと思います。スペースの関係で、現在リハビリテーターの自宅で世話をされている鳥も数羽いるそうです。引き続き、皆さんにも暖かい目で見守っていただければと思います。