影絵的・日常「芸術療法」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

影絵的・日常「芸術療法」

真夜中の影絵だより ★・・・-シンデレラ
  
寒い週末となり、極寒の地に行くような重ね着をし、首にはマフラーまで巻きつけ制作しています。お陰で顔は少しほてり気味です。
 
年明け、芸術療法と名のつく本を図書館でいくつか借りて読んでみました。難しいことはわかりませんでしたが、ふ~ん、なるほどと思える内容でした。薬を使うような根本的な治療法とは全く異なりますが、やはりものを作ったり、演奏をしたり、演じたりということは、脳にいい刺激を与えるようです。特に創作に欠かせない“想像力”は、不安をやわらげ、ばらばらになった心を整えていく働きがあるらしく。あぁ、どうりで私の周りの作り手仲間たちは、生活が不安定ながらも皆元気なはずです!(あ、自分もか。)
 
私は、自分の描く絵を芸術やアートと捉えたことはなく、どちらかというと、誰かの役に立つツールでありたいと日頃から思っています。なので、作品のクオリティはなかなか上がらず、またビジネスにつながる営業もまったくしていませんが、どうすれば役に立てるのか、ということに関してはいつもアンテナをはっているのであります。芸術療法の本も、そのヒントになればと思い読んだのでした。いつか、心の弱った人や認知症の人などの助けにもなれたらな、と思っています。