ヒロシマ2008「お好み焼き屋さん」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

ヒロシマ2008「お好み焼き屋さん」

080706

 

お好み焼きは広島の名物、というだけではなく、復興のシンボルでもあるそうです。小麦粉を薄く焼いただけの一銭洋食に、キャベツがのり、卵がのり、肉やエビがのるようになり、お好み焼きは広島の人たちを、どんどん元気にしていったようです。鉄板1枚で始められることから、戦争未亡人となった人が生活のかてとしてお店を開くことも多かったようです。お店に女性の名前が多いのはそのためだと言われています。私が最近仲良くなったKAJISANというお好み焼き屋さんの店主も女性で、原爆孤児となった同士で結婚され、戦後から長くお店を続けられています。明るく好奇心旺盛な方で、悲惨な体験をされたことをまったく感じさせません。お好み焼きと同様、その笑顔からも元気がもらえます。
 

さて、広島の展示まで、あと1ヶ月となりました。バイトのある日は、早朝に数時間だけ作業をしています。なんとかなるかどうかは、今のところまだわかりません~。


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