エジプト影絵「モスクの街へ」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

エジプト影絵「モスクの街へ」

071021

 

エジプトに行って来ました。ピラミッドをはじめとする遺跡の数々に圧倒されたのはもちろんですが、私にとって特に印象深かったのは、そこがイスラム教の国だということでした。ちょうどラマダン中だったため、日本語ぺらぺらの青年ガイドさんも昼間は断食をしていました。そして旅の途中でラマダンが明けると、どの街もお祭りでとても賑やかになりました。街中に響き渡るコーランや地面にひざまづいてお祈りする人々の姿は、今までまったく別世界のことのように感じていましたが、これもすべて生きていることに感謝する素朴な行為。貧富の差が激しいエジプトでは秩序を保つためにもイスラムの教えが大切な役目を果たしているように思えます。信仰心を持たず、感謝の祈りも捧げることなく自由気ままに毎日を生きている自分が恥ずかしく思えたくらいです。とはいえ、おもいっきり自由気ままに旅を満喫して帰って来ました(反省・・・)。これからエジプト影絵もいくつか作ってみたいと思います♪