影絵制作日記・ヒロシマ「朝日珈琲サロン」 | 真夜中の影絵だより★2005〜2012

影絵制作日記・ヒロシマ「朝日珈琲サロン」

060614

 

KP(陰のプロデューサー)へやさんと広島に行って来ました。この夏のテーマは「懐かしい子どもの遊び」にしようと思っているため、お年寄りの方々に直接会ってお話を聞くことにしたのです。たくさんの方々にお会いすることができ、とても貴重な体験となりました。広島に着いてすぐおじゃました朝日珈琲サロンは市内に複数ある老舗のコーヒー屋さんで、広島駅ビル店には一昨年作った影絵 も展示されています。このお店を経営する土井悦子さん86歳はとても華やかで若々しい女性ですが、原爆で妹さんを亡くされた経験をお持ちです。お店の片隅で長時間いろいろなお話を聞くことができましたが、私たちが帰る日にはまた“おじゃみ(お手玉)”や“日月ボール(けん玉)”を用意して待っていてくださいました。朝日珈琲の歴史は広島の歴史でもあるように思えます。最近落ち着いてコーヒーが飲める昔ながらの喫茶店が少なくなりましたが、このお店がいつまでも広島の憩いの場であって欲しいなぁと思います。

★朝日コーヒーショップのホームページ